土地の有効活用:解体工事後は整地が必要?更地との違いとは
2021.11.26
解体工事後の最後の作業とも言える整地。解体後の土地をすぐに有効活用できるよう、目的に合わせた整地を行うことををおすすめします。
今回は「更地と整地の違い」や「整地の種類」についてご紹介します。
更地と整地の違いとは?
更地とは、住宅などの建物を解体した後の宅地のことです。土地の上に建物がなければ、ごみや不用品が放置されたり雑草が生えていても「更地」といいます。
状態によっては、すぐに有効活用が難しいケースもあります。
「更地」に存在する不用物を取り除いて土地全体を平らにし、ならすことを整地するといいます。売却などを考える場合、整地済の土地の方が売れやすかったり、ニーズが高い傾向があります。
整地にはどんな種類がある?
整地にもさまざまな種類があります。用途が決まっている場合は、目的にあわせた整地をする必要があります。
大きく分けて、次の4つの種類があります。
1、粗整地
粗整地は、一般的で最も簡単な方法です。木くず、ガラスの破片、コンクリートの塊、大きな石などを重機や人の手を利用して除去し、ローラーなどの重機で土地をならしたり固める方法です。
整地の基本的な施工のため、土地の活用方法が決まっていない場合に適しています。
2、砕石舗装
砕石舗装とは、整地後に石を敷いてきれいに仕上げる工事です。庭や駐車場に土地を活用しやすくなります。
地盤が固めやすい「砕石」、防犯面で優れている「砂利」など石にもさまざまな種類があります。用途やご予算に合わせて、検討されると良いでしょう。
3、真砂土舗装
真砂土舗装とは、整地後にきれいな土を敷き詰める工事です。公園や学校の舗装時によく見られます。
真砂土は石やアスファルトに比べて水分を取り込みやすいため、ガーデニングにも適しています。
4、コンクリート塗装
駐車場や住宅地など耐久性を重視する場合は、コンクリート塗装またはアスファルト塗装が行われます。
砕石舗装後にコンクリートやアスファルトを流し込みます。準備期間や、コンクリートやアスファルトを固める時間が必要になりますのでご注意ください。
整地済の綺麗な土地は活用しやすい
土地を整地すれば、土地活用の幅が広がります。すぐに家を解体して駐車場に活用したり、住宅を建て替えたりできるため、土地の売却時にも有利です。
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